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Channel: フィリピン・マニラdeリタイアメント生活を楽しむ
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茹で卵はご馳走でした

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【子供の頃のご馳走でした】

マニラ 曇り/気温27℃ 体感気温33℃ 湿度100%
今日は蒸し暑くなりそうなマニラ首都圏パサイ市です

先日、市場で買ってきた「地鶏卵」で、ゆで卵を作りました

イメージ 1

時々、無性に食べたくなります
ゆで卵って、シンプルだけど綺麗に仕上げるのはコツがあるようです
黄身を綺麗に真ん中に寄せるって案外難しい?
冷蔵庫で冷えたままの卵を沸騰した湯に入れると卵の中の空気が急に膨張して割れて流れ出したりします。
室温が30度のマニラでは冷蔵庫との温度差25度以上、室温にって言うのもなかなか戻らない。
さらに茹で時間も8分?10分?
茹で上がったら冷水に入れる?
いろんな調理本を読みますが、それはそれでなかなか難しいなぁ(苦笑)


 その昔、私が子供時代を過ごした昭和30年代
裕福ではなかった我が家
近所の子が食べているようなチョコやクッキーは横目で見るだけ
時々喧嘩して奪っては怒られたものです(苦笑)

時折、母が茹でてくれた、湯気を立てているような「ゆで卵」は子供心に「贅沢なおやつ」でした
 蒸かしたサツマイモより、一口かじったところの黄身の美しさと甘美さは子供心に官能的だったと今でも鮮明に覚えています
 あら塩(当時はどの家庭も少し湿った塩だった)の苦味が黄身の甘みを際立てて、それだけで十分に「ご馳走」だった気がします

日本の卵を時々分けていただきます

イメージ 2

これはこれで、黄身の色合いや美しさはこちらのスーパーで買うものとは全く違います
生食できる幸せをいつも分けていただいており、感謝です



でも、こと「茹で卵」に関しては、マニラで時々買う「ネイテブ卵(地鶏卵)」がとても美味しく感じるのは、それがとても懐かしい味だからかもしれないと思います
色も薄いし、玉も小さいのですが、味はあの懐かしい感じがします

小さくて温かいゆで卵を、大事に大事に食べていた・・
土間の台所を思い出します
あんまり大事に黄身を取っておいて、先に白身を食べて。。コロッと黄身が落ちたときのあの落胆・・なぜかそんな光景まで思い出します

私にとっては今でも「茹で卵」が最高のご馳走だったりします。




マニラ 皆さんの子供の頃のご馳走って何ですか?(笑)

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