【羨ましいくらいの老後ですよね・・・】
マニラ ところにより曇り/気温30℃ 体感気温36℃ 湿度74%
日が落ちてもちょっと蒸し暑いマニラ首都圏パサイ市です
今日は雨が降らない暑い日差しの一日でした
ガーデンでは、蘭の育成環境を整える作業をしていますが、同時進行で小屋の中に棚を作ることにしました
最初は簡単に、ベニヤと角材で壁に作りつけの棚を作るか・・なんて考えていたんですが、後からレイアウトを変えられるように自立の棚を作ることに変更
まずは、材料のプライウッド(日本で言うベニヤ板)を買ってきます
厚みが17ミリくらいの頑丈なもの
これは大きさが、4×8フィートなので、棚の大きさも部材取りを考えて決めて行きます
近所に、こういうのが大得意な人が居て仲良しなのでお願いします
部材取りしてから、細かく寸法合わせして・・
カンナで調整です
今回は幅が4ft、高さが6ftにします 奥行きは1-1/3Ft です
こうすれば部材の無駄がありません
おおよそ部材取りが出来たら、組み合わせて組んでいきます
木工用のボンドを接合面に塗っておき・・
こういうところの作業はかなり細かいですね
部材が無垢ではなく、プライウッドなのに・・・と言う気もしますが(汗)
こんな感じです
当初のイメージより・・・かなり大きいデス
板の断面には、ちゃんと幅板(淵板?)を張って仕上げます
これにはちょっとびっくりデス
中間にもっと棚板入れればよかったかなぁ・・・
しかし、棚板は通しの長いものを使っているので、後からの追加は厳しいかも・・・で、次回の注文時の課題としておきましょう
ちゃんと塗装します
ニスを使って何回か重ね塗りしていきます
ニスにアクリル系のクリアを足して、それっぽく仕上げます
この辺は、日本人の私の感性と違い「自然な風合い」を出したがるんですよね
私はしっかり均一なのが好きなんですが・・・
塗ってはぼろきれで拭いて、模様を作っていきます
う~~~ん、この拘りは・・・なんなんだ?(汗)
三日にわたって手作りした棚の完成です
オープンな棚を予定していましたが、板が半端に余っていたので、一箇所だけ扉をつけて、錠前でロックできるようにしました
園芸も、何かと細かいものが必要なので、この棚は重宝しそうです
棚つくり費用
材料費、P2200
日当 P1500(2.5日間)
このくらいで、オーダーメイドの棚を作れるのも楽しいですね
なんといっても、大人の工作みたいで「ワクワク」します
さて、仕事を終えた職人さんは・・・
裏の建築中の家の屋上に!!
あんなところで何をしているんだ?と思ったら・・・
自分で作った「凧」をあげて遊んでいました
左上の小さな白い点が「凧」です
なんかさぁ・・・良いよなぁ~ 自由だねぇ~
この職人さん、今はもう65歳、ずいぶん前に退職して今は定職無し
でも、ご近所の便利屋さんとして引っ張りだこです
私とも何故か気が合います
同じ電気のエンジニアだからしょうね
彼は殆ど英語を話せませんが、何故か私と馬が合います
家電品、工具でもなんでもあっという間に修理します(笑)
良いヨなぁ・・こういう余生
子供と孫とに囲まれて、仕事が無い日は「子供みたいに遊ぶ」のが日課
夕方には路地でビール飲んで・・・
幸せな幸せな人生だなぁ~
羨ましさでいっぱいです
マニラ 裕福ではなくてもこんな幸福な生き方っていいよね(羨望)