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マニラ ところにより曇り/気温28℃ 体感気温34℃ 湿度94%
夜になっても蒸し暑いマニラ首都圏パサイ市です
夜になっても蒸し暑いマニラ首都圏パサイ市です
マニラ市内の移動方法はいろいろですが、庶民の乗り物といえば「ジープニー」や、バイクにサイドカーをつけた「トライシクル」(三つの輪?)というのが相場です
トライシクルはこんな乗り物
サイドカーに2名、運転手の後ろに1名の3名乗車が普通
時々、サイドカー内に4人、運転席後ろに2人という猛者も居ます
フィリピンでは一般的に「乗り合い」で、同方向相乗り、その代わり一人数10ペソとか安いんですが、PASAYは違います
基本が相乗り無し・・つまり貸切?
となれば、運転手付き豪華な乗り物です(汗)
ですから、料金もそれなり高くて初乗りP30くらいからします
ですから、料金もそれなり高くて初乗りP30くらいからします
我が家からカルティマールまでは、P40~50
帰りはそれにP10~20多く取られます
私は面倒なので、乗っていったトライシクルを待たせて帰ってきます
こういうのを「サービス」と呼んでいます
まあ、往復でP100~120払いますが、市場の中の荷物持ちや、帰宅時に荷物が多いと家にまで運んでくれます
お客が居ないときに、私が出て行くと何人ものドライバーが声を掛けてきます
細かい道までジープニーが走るパサイではあまり仕事は無さそうです
で、そのトライシクルですが・・便利な反面、結構危ないことも
走っているときの視点はこんな感じ・・・
車のようにドアが無いので・・・携帯や財布等は絶対に見せてはいけません
信号待ちなどで、奪われる危険も有りますから(汗)
でも、交通事故にあえば・・大怪我必至です
ブレーキが利かない(そういう整備不良の凶器が走る大都会です)ジープニーが信号で止まれずに衝突・・なんて日常茶飯事ですから
泥棒や走る凶器を縫って、買い物に出かけているわけです
先日、乗っていたトライシケルが緑の制服の人に捕まりました
「なんで?」と聞いたら、運転免許証の更新期限切れ
で、市役所に引っ張られます
好奇心一杯な勝どき、緑の制服に「一緒に行って良い?」と聞いたら、嫌な顔しましたがOK貰えました
捕まえたのは「TPFRO」と名乗る人たち
まあ、悪そうな人相です(嘘)
しょっ引かれたのは「パサイ市役の中のオフィス」でした
流石にこの中までは「取材」させてくれません(ケチ)
市役所には知人も多いので、TEXして呼び出します
市役所のタスクフォースのメンバーが来て、「何で勝どきここにいるの?」ってな具合です
「小腹が空いたからなんか食い物持ってきて。。」なんて頼んだら、お菓子や飲み物を持って来てくれます
それを見ていた事務所の責任者がビックリして飛んできました
「何で何で?このおっちゃん只の外国人じゃないの?」と言う感じ
そう、私は知人が多いのよね(エッヘン ←そんな事言っていない)
へぇ、ちゃんとした組織なのね
差し入れの蒸しパンをコーヒーで流し込みながら見学です
なんでもライセンスと言う名の「コミッション」を掠め取るのが「市役所の仕事」らしく、小口のビジネスからでも色々難癖つけて?お金を巻き上げる仕組みになっています
トライシケルやぺディキャブ(自転車タクシー)のビジネスパーミットはそんなに高くないんですが・・・払えない人が多いんですよね
これが無いのに客商売すれば捕まります(汗)
なるほど、道に溢れる「トライシクル」もこうやって管理しているんだ・・
そんなことを取材?して、知り合いに「ありがと!」言って、市役所を後にした勝どきデス
マニラ 市政について考えるいい機会でした(汗)