【とんだ早とちり】
マニラ ところにより曇り/気温29℃ 体感気温32℃ 湿度65%
今朝は日差しが強めのマニラ首都圏パサイ市です
昨日日曜日は、終日ネットで調べ物をしていました
土曜日のケソンの園芸店で、こんなものを買って来てしまい・・
昨日日曜日は、終日ネットで調べ物をしていました
土曜日のケソンの園芸店で、こんなものを買って来てしまい・・
何でしょう・・・はい、読んでそのまま「糖蜜」です
しかし、これは砂糖原料の糖蜜を精製する過程で出来る「廃糖蜜」
しかし、これは砂糖原料の糖蜜を精製する過程で出来る「廃糖蜜」
何でこんなものを植木屋さんで売っているの?と聞いたら、自然の肥料になるって言うんです
ふふーん、蘭とかにも効果があるのか聞いたら、2000倍くらいに希釈して、撒くといいと言うんです
値段も 0.5ガロン(約2L)でP250(\600)で面白そうだったので、説明書を貰って買ってみました
しかし・・説明書には「土壌改良の方法」が書いてあるばかり・・
本体裏のラベルにも・・
どうも、これをこのまま薄めて蒔くんじゃ無いよなぁ・・そんな感じです
第一、こんな糖蜜をいくら希釈しても、蒔いたら・・まず蟻の大群に襲われそう・・さらに、過栄養でカビとか生えそう・・(汗)
葉面散布で植物に直接取り込み出来るのは知っていますが、取り込み量より周りに零れて、虫を呼ぶほうが効果が大きい?(汗)
葉面散布で植物に直接取り込み出来るのは知っていますが、取り込み量より周りに零れて、虫を呼ぶほうが効果が大きい?(汗)
と言うわけで、断念して・・勉強してみました
やはり、これは土壌に住んでいる微生物の活性化のための「餌」として使うようです
蘭の場合は、用土を使わないので・・・土壌改良した土も使わない
では、これを無駄にしたくないぞ・・というので、有機液体肥料を作ってみよう! と思い立って、また調べ始め・・
これが奥が深すぎです
微生物の種類と働き、醗酵、植物の必須栄養素と光合成の原理・・
頭痛いです
農学部を選んでいたらこういうことも基礎知識が有るんですが・・
いろんな文献を読んでも、チンプンカンプンなのです(大汗)
せっかく買って来た「糖蜜」を無駄にしたくない一心で、有機栽培と言う広大な世界の入り口に佇んで、呆然としています(笑)
有機物を醗酵熟成させて、それを薄めて「蘭にあげる」という簡単な話なんですが・・・どなたか知恵をお貸しください(苦悶)
有機物を醗酵熟成させて、それを薄めて「蘭にあげる」という簡単な話なんですが・・・どなたか知恵をお貸しください(苦悶)
さて、毎週日曜日は「肥料の日」だったので・・
有機液体肥料が出来るまでは、これでも撒きましょう
いつもの液肥は、瓶の物なんですが成分構成の表示が無い「蘭専用」というものでして・・それより良いかな?と買ってみました
成分は、20-20-20ですから、窒素、リン酸、カリがバランスいいですね
固形肥料の 14-14-14 よりも濃いんです
これを茶さじ一杯で1ガロン(5g程度で約4L)の水に溶いて、使います
無機の肥料で育てるとなんとなく肥満系のイメージです
有機肥料だと、植物の本来の力を引き出すような気がして、有機液体肥料を作ってみたいと思うんです
しかし、本格的には「堆肥」を作るようなものですからね・・培養する菌もフィリピンで手に入るものがいいし・・籾殻に住む菌等は案外簡単に入手できそうですが・・・醗酵温度が難しいかな
さて、どうなることやら
マニラ 植物活性を引き出す肥料や活性剤は奥が深いです(笑)
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