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Channel: フィリピン・マニラdeリタイアメント生活を楽しむ
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期待値の行き違い(1)

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【下心と親切で・・】

去年の暮れから、新年に掛けて、ひとつのドラマが有りました
男と女のお決まりの話ではありますが・・・

Mさん、56歳になる独身(離婚暦あり)の男性が、私のサポートファミリーの知人女性と一緒に、マニラにやってきました
このMさん、フィリピンには何度か来ていてベテランとは言えませんが、少しはフィリピン人を知っているようです

お相手の女性(Jさん)とは、日本のスナックで知り合ったそうです
まあ、見た目は若くて綺麗な顔立ち、ちょっと派手目な化粧すれば人目を引く美貌とスタイルとです

そのMさんが、クリスマスの前にサポートファミリーの家に遊びに来たとき、偶然紹介されたのでした
他に日本人がいなかったこともあって、どうしても私と話すことが多く、まあ流れとしては当然のように、出会いの経緯から・・ってな具合です

彼らは去年の秋口にスナックで飲んでいて、その時に偶々手伝いに来ていたJさんに一目ぼれ、電話番号を聞いて時々デートしていたそうです。
知り合って、色々話すうちに、前の旦那(日本人)の家庭内暴力が酷く、子供の親権を裁判で争うっているとか聞かされたそうです。

もう数年、マニラに帰っていないので、クリスマスはマニラに帰りたい・・という話から、チケットを買ってあげる・・・マニラを案内してあげるとなって、二人で揃ってきたそうです

Mさんとしては、日本では外で会うだけだし、友人関係だけ
一緒にマニラに行くといっても、「旅行気分」ですから、ワクワク・・
しかし、彼女のリクエストで、ホテルは二部屋を予約したそうです

Jさん、小さな(3歳の女の子)子供連れと言うことも有って、Mさんも了解したそうです

そして、マニラに到着し初日よるから、実家(パラニヤーケ)に子供連れて帰ったJさんとの連絡がなかなか取れなくなって、イライラしたそうです
二人ともフィリピンの携帯を持っていないので、国際電話は高いこともあって、Jさん呼び出しに応答しないのだそうです

まあ、それは分かりますが・・・

イメージ 1


ずっと一緒にいられるものと思ったMさん、当てが外れますが、一人で夜遊びにも行けず・・Jさんを待ち続けたそうです

この辺からなんとなく、Mさんの愚痴が始まります

来る前に、往復の航空券と、現地での生活費をヘルプしてあげるという約束で来たので、両替所で幾ばくかを両替して渡したそうです
Mさんとしては、子供の食費やミルク等で、週に1万ペソくらいを考えていて、到着時に3万ペソを手渡して、帰国までの20日間、間に合うと思っていたようです

到着翌日の午後、ホテルに帰ってきたJさん、部屋に入ると「甘い甘い」雰囲気になったものの・・・生理だから・・と
仕方なし、Mさんは悶々としながら過ごしたそうです

その日は、Jさんの子供と三人で・・・と思っていたMさんですが、Jさんにはフィリピンにも二人の子供が・・・
一緒に食事したいというので、5人でレストランで食事したそうです

高校生くらいの男女一人ずつ、そして日本人の前夫との間にも二人・・
(もう一人も女の子ですが、親権を父親が持っているそうです)

独身のMさん、急に家族が増えて嬉しいような困ったような・・

その夜は、Mさん一人、Jさんは子供たちと部屋を使っていたそうです

私も「何かと大変ですね・・」と言ったものの、どうすることも出来ませんし・・流石に、マニラまで来ての現実にMさんもいろいろ考えているようでした(苦笑)

翌日は、携帯電話を買いにモールに行ったそうですが、Jさんは中古のiPhone5Sを、Mさんはローカルの安い電話を買ってきたそうです

一応これで、お互い連絡は出来るようになった筈なんですが・・

まだ、いろいろ行き違いが発生します・・・続く


 
 
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