【20年目の阪神大震災】
マニラ 晴れ/現在気温23℃ 体感気温23℃ 湿度83%
夜明け前の静かなマニラ首都圏パサイ市です
今日は 阪神大震災から20年の節目
しかし、毎年この日が巡ってくるとあの日の轟音を想い出します
1995年1月17日 朝、5時46分
あの日、私は兵庫県芦屋市に住んでいました
高速道路倒壊の現場の直ぐ横、西蔵町という庶民的な芦屋です
高速道路倒壊の現場の直ぐ横、西蔵町という庶民的な芦屋です
布団の中で聞いた、地下からの大きな轟音
その後直ぐに襲ってきた、強い上下動
一瞬の間をおいて、横揺れが・・
畳の部屋で寝ていた布団が、畳の上を滑るくらいの早い揺れ・・・
停電で真っ暗な家の中は滅茶苦茶でした
棚からは物が飛び出し、テレビもリビングの対角に飛んでいました
天井の照明が揺れて、電球や蛍光灯が割れて部屋中に割れたガラスが降り注いでいました・・
エアコンの屋外器がベランダから飛び出して、配管でぶら下がっている窓から、外を見ると、煌々と月明かり
その下は、何故か靄がかかっていました
(後で気づくと、それは倒壊した日本家屋の土埃でした)
その下は、何故か靄がかかっていました
(後で気づくと、それは倒壊した日本家屋の土埃でした)
遠くから防災サイレンが聞こえてきて我に返りました
あの瞬間に数千人の命が無残にも奪われたのです
住んでいたマンション事態の全壊は免れましたが、壁に大きな亀裂が走りました
そして、馴染みの神戸元町あたりの光景は大きく変わっていました
あの日、私は沢山のものを失い、人生観が一変しました
あの寒い芦屋の朝を思い出し、今日は黙祷を致します
あれからもう20年・・・
いえ、私にとっては昨日の出来事のようでもあります
心の痛みは、死ぬまで消えることは無いのです
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