【この国の影の部分・・】
マニラ 曇り時々晴れ/現在気温25℃ 体感気温26℃ 湿度78%
陽が射して暖かい朝を迎えたマニラ首都圏パサイ市です
今朝も携帯電話の電波が制限されていて通じません
ローマ法王の宿舎となったキリノから、空港までの中間点にある我が家、もろに渦中に居ることになります(大汗)
今しがたビリアモールの空軍基地(とはいえ滑走路はマニラ国際空港)から、帰途についたようです
今回は全てが管理され、表向きのイベントばかりと思っていましたが、昨日のアジアで現存する最古の大学であるUSTでのミサには、感動しました
それは、両親に捨てられ、カトリックの施設で育てられてきた12歳の小さな女の子が法王に話をした際のこと・・
大勢の子どもたちが親に捨てられています。大勢の子どもたちが、麻薬や売春に巻き込まれています…
なぜ神さまは、私たち子どもがこうした不幸に巻き込まれることに沈黙しているのですか? 子どもたちは少しも悪くないのに・・・・」
ここまで話したあとは、泣き崩れて言葉になりませんでした
法王は暫くこの女の子を抱きしめ、予定の説法ではない、母国語(スペイン語)で話し始めたのです
フィリピンが抱える多くの問題は、法王だけでどうにもならないことですが、こういうことを発言できるこの国の感性は評価していいと思います
多くの貧困層の、子沢山・・・
私の世話になっているサポートファミリーの食事です
質素ですが、三食暖かい食事を摂っています
彼らはフィリピン人ですが、子供はひと家族で2~3人だけ
きちんとコントロールしています
中間層より上では、家族計画もしっかりしているのですが、貧困層ではなすがままの大家族
子供は増えますが、食べらせられない、食べられない・・・
子供が捨てられ闇に消えることも多いと聞きます
そんなフィリピンの現状を、あの少女を通して、テレビを見た皆が考えていたのが印象的でした
宗教とかは関係なく、私も何か出来ることがないか探して、自分で出来る範囲でやってみようと思います
マニラ 小さな一歩を踏み出すことが世の中を大きく変えていくと思います
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