【海南鶏を作ってみる・・・】
マニラ 晴れ/気温30℃
朝から強い日差しの南国マニラ首都圏パサイ市です
午後から雨の予報です
さて、先日のこと
カルティマール市場で「ネイティブの鶏肉」を売っていたので、つい買ってしまいました。ローカル地鶏と言う感じでしょうか。
一羽丸ごとで、P150でした
これをつかって、マレーシアで習った、海南鶏(ハイナン チキン)を作ってみることにしました
マニラでは、パサパサの鶏料理が多いので、ジューシーな鶏が食べたくなったので・・・
まずは、中華包丁を使って半分(半身)に切ります
一人で一羽は食べ切れません・・・(汗)
しっかり室温に戻しておきましょう
その間に、大きな鍋に湯を沸かします
そこに、臭み消しの「生姜」をつぶしたものを入れておきます
沸いている鍋に、鶏を入れて火を止めます
これで、30~40分くらい放置
おおよそ火が通ったら、取り出して、氷水で冷まします
こうすると、溶けたコラーゲンが肉に戻って、プリプリになります
荒熱が取れたら、一休みさせましょう
肉汁が肉にしっかり戻って、ジューシーさが出ます
小一時間以上、休ませてから、中華包丁で「骨ごと」バンバン切ります
腿と手羽を切りはずして、切っていきます
(これは結構経験が物言いますかね)
出来上がり・・・
良い感じのプリプリ感でしょう?
身の芯の部分は・・・
ちょっと血が残っていますが、このくらいがベストでしょう
これが変色するまで過熱してしまうと、せっかくのジューシーさがなくなります
中華醤油をつけて・・・頂きます
パクチー(香菜)をたっぷり乗せても美味しいですよね
フィリピン人にはどうもこれは無理みたいです
肉から血の色が見えただけで・・・アウトという人が多いですね
(だから、街中のレストランでもこういうレア感のチキンは見かけません)
中華の「蒸し鶏」ともちょっと違う、「海南鶏」です
今回は、チキンだけを楽しみましたが
作る過程でできる、スープがまた・・・絶品です
このスープを塩コショウで味付けして、溶き卵で美味しいスープも良し!
さらに、スープでお米を炊いて、鶏飯にしても美味しいですね
マレーシアやシンガポールでは「ハイナン・チキンライス」
タイでは 「カオマンガイ」 として、庶民の食事の代表格です