【アリマゴを買ってきた】
マニラ 午後になって涼しい風が出てきました
こんな日は、露地で近所の人と、レッドホース(ビール)呑みながら、夕方を過すのも楽しいものです
今朝も、市場をブラブラ・・・
カニを売っているおばさんの籠を覗いたら、大きなアリマゴが居ました
甲羅の幅が、20センチ以上の大物です
※アリマゴ マッドクラブとも言われる蟹です
「いくら?」
「キロ、P600だよ~、今が美味しいオスだよ」
「うわ~高い・・・」
「キロP500・・・でどう?」
「・・・・・」
で、二杯を買ってきました
値段ですか?・・1.2キロで、P500にしてもらいました
小さいのはキロP400なので、やはり大きいと高いですね
早速自宅で・・・よく洗ってから、蒸し上げましょう
茹でても良いんですが、蒸したほうが美味しいと思う勝どきです
大振りなので、蒸し時間も30~40分程度
蒸しあがったのがこちら
まず、一杯を食べやすく剥いていきましょう
通称ふんどしを取って、甲羅を剥がします
中は身も卵も一杯です
卵の見事なオレンジと、味噌の黄色が鮮やかですね~
好きな人にはたまらない色合いです
真っ白な肉もたっぷりです
三杯酢を作って、つけながら食べましょう
身の甘みが強くて美味しいカニです
■三杯酢
酢、醤油、みりん 1:1:1
みりんが無ければ砂糖でOK
スカ、トヨ、ブラウンシュガー でも美味しいですよ
残りの一杯は、バタークラブに
解体したカニを、中華鍋でバター炒めです
甲羅の中の卵もしっかりほじって、鍋に入れましょう
濃厚さが増す「バタークラブ」
これもとっても美味しいです
フィリピンの人は、これを手でほぐしながらご飯と混ぜて食べるのが好きなんだって
遊びに来た友人が、喜んで食べていました
淡白なカニがバターで濃厚に・・・ご飯のおかずになるんですね
日本でも渡り蟹が好きだったので、こういうカニが大好きです
山口県の宇部では、月待ち蟹といって、卵を抱く時期の渡り蟹を珍重したとか・・・
ここマニラでも、今の時期は「オス」が美味しいようで、値段も高いそうです
旬の海産物を旬に楽しむ・・・これもロングステイの楽しみですよね
マニラ 毎日のように市場に行って、食材を見つけています