【語学力と自分の位置】
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強い日差しで気温がグングン上がっているマニラ首都圏パサイ市です
今日思うのは「生活力」について
異国に住んで、その国のシステムに慣れるということは非常に重要です
生活の基本に関わることくらいは「自分で」出来るのが理想です
まずは、VISA の問題
そして資産管理(銀行)との対応
公共料金の支払い方法・・・等をすべて人任せだと「生活力」は極端に弱くなります
生活力が無いと、結局誰かに「おんぶに抱っこ」
それが配偶者だったり、恋人だったり
「その国を知っている人に聞け」は当たり前ですが、任せきりでは自分の生活力が上がらないように思います
ではどうやってシステムを学ぶのか・・・
これは結局、当たって砕けて学ぶというのが正解かも
(先住の日本人の知人等に聞くのもいいですね)
そのためにも、移住(またはロングステイ)を考えるに当たって、「言葉の問題」は最低限の準備をしておきたいですね
東南アジアでは英語スピーカー優遇の傾向がありますが、フィリピンでは特に顕著です
高学歴になればなるほど「英語」で生活しています
英語が話せない=低学歴=ろくな就職先が無い というフィリピンです
フィリピン社会でも日本人には比較的寛容に「英語が出来ない人が多い」と浸透していますが、多少の英語・英会話は出来たほうが良いです
英語で話せる=基本的な教養がある という定義なのです
だから、英語でコミュニケーションをすると「値踏みされても」良い区分に行けます
フィリピン人でも英語を話せない人は多く居ます
その人たちは基本的に凄いコンプレックスを持っています
英語が話せないから恥ずかしい=高校もろくに勉強しなかった・・なのです
イミグレでも、銀行でも、携帯電話の契約でも、大抵は「英語」で書類が書かれています
それを読めないということは・・それなりの教育を受けていない=と判断されること多々です
(特にアメリカはその傾向が強く、言葉が出来ない=知的障害とされます)
言葉に自信が無い → 相方に何でも頼む → 相方が自我上位になる
何でも頼っていると、相手は
「あなたより自分が上」
「あなたは何も知らないんだから 文句言わないで」
「あなた自分で出来ないでしょう」
それが重なると・・・
「あなたの面倒を見ているのは私、疲れる」
になって、自我上位が形成されて、命令口調になったり、こちらの言い分(それが正しくても)に聞く耳を持たなくなったりし、さらに「危ないから何処にも行かないで、と行動制限」にまで発展したりします
私の場合、好奇心が強いので、多少の言葉がわからなくても、どんどん自分で行ってやってみる
窓口で聞かれる英語なんて、ある意味ワンパターンの質問だけです
自分で銀行に行って、口座を開設して・・・
そのために必要な書類や証明書は、自分で銀行で聞けばいい
そうやって、VISAも申請したし、銀行口座もクレジットカードも作りました
これらを相方などに頼むと
「私がやってあげた、私が居ないと何も出来ない」
になって、ますます何も出来ない方向に追い込まれるように思います
私の場合は、相方が居ないので「サポートファミリー」にイロイロ手伝ってもらいましたが、二回目からは出来るだけ自分で行って、相手にやり方を聞いて行動しています
そうしないと、サポートファミリーの「能力」以上のことが解らないんですよね
結局、相方(又は手伝ってもらった人)の能力レベルによって、フィリピン社会との窓の大きさが左右されてしまい、ずいぶんと損もするわけです
さらに、家庭の中でも・・
「私が居ないとあの人は何一つ出来ない」
「全く面倒なことを言い出して・・」
から、
「私が居なくても あの人は生活できる」
「あの人のお陰で、今の生活がある」
全く立場が変わってきます
ロングステイの基本、やっぱりある程度の語学力です
全く語学が駄目だと、ロングステイ後のストレスが大きくなると思います
英語が出来てタガログが話せるとロングステイも楽勝かも(笑)
自分の考えを相手にしっかり主張できないと、大人として扱われないのが海外かな・・・そう思います
きっと・・・続きます
マニラ コミュニケーションは現地語が最高ですね(笑)