【生き延びたデンファレ】
マニラ 曇り時々晴れ/予想最高気温31℃ 最低気温23℃
夜遅くなって涼しい風が吹くマニラ首都圏パサイ市です
先日、ガーデンで蘭の鉢を見回っていたら、すっかり朽ちたと思っていた蘭のバルブに小さな息吹が動いているのを発見した
その時はバルブの先に、小さな小さな緑色のポチッした点だった
それから2週間・・あっという間に形になってきた
この株は、蘭をはじめて最初の頃に買って来た「デンファレ」で、椰子殻に植えていたまま、水遣りが多すぎたのか、風が当たらないで弱ったのか、バルブが茶色く変色してしまったもの
慌てて、炭に植え替えたが「時既に遅し」で、どんどん弱ってしまっていたもの
もう駄目かな・・・と思いつつも、置いておいた
それなのに、バルブの先に小さな葉の芽と根が・・
どうなるんだろうと、約半月観察していたら・・・
大分大きく育ってきた
しかし、バルブの根の部分は腐ってきたようで、生きている部分を植え替えることにした
それにしても、蘭特有の根が伸びてきて、しっかり成長をはじめている
これはなんとか育てていかねば・・・
バルブの途中から切って、
椰子殻を少々、これで水分が多すぎず、乾き過ぎず・・・
これと炭で素焼き鉢に植えてみよう
順調に育って、花をつけて欲しいものだ
たぶん1年くらいでしっかりしたバルブが出来るのではないかと思う
(もしかしたもっと早いのかな?)
これから暫くは、この株を見る楽しみが増えた
しっかり大きな株もそれはそれで面白いが、こういう枯れ掛けた株を慈しみながら育てるのも面白い
今はまだ5センチにも満たない、小さな小さな株だけど・・花が咲いたら、それはそれで感動だ
蘭は日陰でひ弱に育つというイメージを持っていたが、意外にもしぶとく強い植物なのが解ってきた
マニラ 蘭の生命力って凄いです